参加施設に聞く

vol.28 三浦クリニック様

 日々の業務にMMWINをご活用いただいている三浦クリニック様より、活用されているMMWIN情報の内容や今後の活用について、お話をお伺いしました。

予後の確認や再受診の準備などに役立っている

〈現在の活用状況〉 (三浦俊治 院長)
 昨年、透析連携で繋がりが強いJCHO仙台病院とMMWIN 事務局からMMWINのシステムを活用した透析情報の共有を図って行きたい旨のお話をお聞きしました。その際、透析情報を共有するにあたり「紐付け処理」が重要であることを知り、透析患者さんのMMWINへの加入活動に積極的に取組み、現在では透析患者さんのほぼ100%の方にMMWINに加入をいただいております。 現場からは透析情報を共有することが出来るようになり、活用頻度が増えていると聞いております。今般、さらに透析室の看護師(1名)、技師(2名)に職員用のICカードを付与することにいたしました。今後ともMMWINを活用しての透析連携をより深めていくとともに幅をひろげる事により利用価値を上げて行きたいと考えております。

〈現場での活用状況〉 (透析室 日野 看護師長)
 当院は入院設備が無く、手術や短期入院が必要な患者さんはJCHO仙台病院にお願いすることが多い状況です。転院された患者さんの状況は大変気になります。何度と無くJCHO仙台病院の透析情報や診療内容を確認しております。検索した内容を参考にさせていただくこともございます。また、手術の状況や診療内容が確認できることで患者さんが当院に戻ってこられる時期の予測が可能になり、受入れの準備などをするのに役立てております。


〈MMWIN への要望など〉
(三浦俊治 院長、日野 看護師長)
 MMWIN を利用しての透析連携が、JCHO仙台病院との間のみでは無く、他の施設との間でも透析連携がすすむことを期待しております。

三浦クリニック Data

〒989-2351 宮城県亘理郡亘理町新町40
TEL:0223-33-1811