一般社団法人みやぎ医療福祉情報ネットワーク協議会（以下、MMWIN ）では、平成25年7月1日より気仙沼圏および石巻圏の病院、薬局、介護福祉施設、在宅医療介護の現場等にて、医療・介護福祉情報基盤の実運用を随時開始しました。
この地域医療福祉情報連携基盤が9月から本格稼働したことを祝し、9月6日に仙台市内でキックオフ祝賀会を開催しました。式典中は、ご来賓の方々からご祝辞を頂戴いたしました。

この基盤は、東日本大震災でカルテなどの医療情報が喪失し、医療行為が実施不能になったことを教訓に、医療・介護福祉情報を電子化し、ネットワークによる共有化、地域医療介護福祉連携の推進などを目的とし、“オールみやぎ体制”で取り組んでおります。
病院やクリニック、薬局、介護施設、在宅医療介護の現場にて、医療・介護福祉情報を共有することで、診療・介護のシームレスな連携の実現を目指します。
医療・介護福祉情報基盤の利用により、いつでもどこでも生涯一貫した医療を受けられます。
また、医療・介護福祉情報のバックアップを様々な形でとっておくことができます。これにより災害時においても、医療・介護福祉情報を二度と失うことなく、診療や支援を続けることができます。
現在、仙台医療圏においても同基盤の構築が進められており、将来的には宮城県全域で事業を展開することが計画されています。