参加施設に聞く

vol.8 アイランド薬局 大河原店様

 日々の業務にMMWINをご活用いただいているアイランド薬局 大河原店様より、活用されているMMWIN情報の内容や今後の活用について、お話をお伺いしました。

病歴や処方の情報を基に、調剤の実施が可能

Q:4月10日よりみやぎ県南中核病院でブースを開設し,加入活動を行っておりますが、患者さんからのカードの提示状況はいかがでしょうか?
A:週5、6名程度の患者さんからカードの提示があります。実際は加入しているものの、加入だけで安心しご提示されない方が多く見受けられます。当局では独自でビラを作成し、初回の提示を促しています。


Q:主な利用方法は?
A:情報の参照の主はカレンダービューアになります。病歴、検査結果、処方の情報を参照し禁忌薬の把握などを行います。個人情報保護が厳しくなり、患者さんによっては病気の話をしてくれない人もいるため、病名を推察できない場合があります。
 このままで調剤を実施して良いのかと迷う時には、MMWINを活用して病名などを把握しています。また、お薬手帳を持参されない患者さんも多いため、代替ツールとしても利用しています。

Q:【かかりつけ薬剤師】制度との関連はありますか?
A:検査結果の数値や診療経過情報を踏まえて調剤内容の説明ができることは患者さんの安心感につながると思いますので、かかりつけ薬剤師にお任せされている患者さんはMMWINに極力参加していただきたいと思います。


Q:今後MMWINに期待することはありますでしょうか?
A:地域包括ケアを実現するためには、診療所や介護施設にさらに多く施設が加入することを期待します。また、 当局は福島県に多くの店舗がありますので、他県との連携についても進めていただきたいです。


◀アイランド薬局では独自にチラシを作成し、
 カードの提示を積極的に呼びかけています。

アイランド薬局 大河原店 Data

〒989-1246 宮城県柴田郡大河原町新東 92-11
TEL:0224-53-4189