参加施設に聞く

vol.24 公立刈田綜合病院様

 日々の業務にMMWINをご活用いただいている公立刈田綜合病院様より、活用されているMMWIN情報の内容や今後の活用について、お話をお伺いしました。

眼科連携、透析連携、画像連携の導入

〈加入活動後の透析室での活用状況〉
 6月25日から7月6日まで透析室に於いて加入活動を行いました。透析患者様130名の中から約8割の加入を頂くことができました。透析室では引き続き残りの患者様には勧誘を頂いております。
 また、医師、ME(技師)、看護師様、スタッフが利用登録を終え、運用可能な環境になってきております。端末3台を設置し他施設の患者データを閲覧、MMWIN文書連携システムによる透析基礎情報、透析記録・血液透析記録、診療情報提供書など提携先医療機関との情報共有を行っているとのことでした。(自動化)



〈刈田綜合病院でのMMWIN導入状況と活用について〉
 眼科連携、透析連携と画像連携と段階的に導入してきております。眼科連携に於いては、アップロードされた他施設の眼科診療データを医師がMMWINビューアで閲覧し診療の参考にされております。
 今後これらのシステムの運用により、複数の医師による幅広い活用が可能になるとのことでした。


〈今後の課題〉
 透析室の課題としては連携先(JCHO仙台病院様、東北大学病院様、他クリニック様)との連携を具体的に行う仕組み作りが急務だそうです。また、病院内での受付業務における加入活動の恒常化、また、患者様からカードを提示された場合などに於ける、運用フローの定着化への対応が課題なっているとのことでした。

〈MMWIN への要望〉
 他施設での活用事例や成功事例など活用状況を知りたい。それを踏まえ当院の活用の参考にしていきたいとの ことでした。

公立刈田綜合病院 Data

〒989-0231 宮城県白石市福岡蔵本下原沖36
TEL:0224-25-2145