参加施設に聞く

vol.27 おろしまちクリニック内科・内視鏡内科様

 日々の業務にMMWINをご活用いただいているおろしまちクリニック内科・内視鏡内科様より、活用されているMMWIN情報の内容や今後の活用について、お話をお伺いしました。

情報連携ができていることが、患者さんの安心感・メリットに

〈現在の運用・活用状況〉
 受付カウンターにMMWINスタンドを掲示し、患者IDカードの提示を促しており、2019年6月現在で約60名の患者さんがID紐付けされております。IDカードの提示を受けた際には、受付スタッフがID紐付け操作をしておりますが、当院から地域の基幹病院に紹介する際は、積極的にMMWINへの加入をお勧めしております。

〈MMWINシステムで役に立ったこと〉
 地域の基幹病院で腫瘍マーカーの検査を受けられた患者さんから、検査結果について聞かれたことがありました。MMWINシステムで連携している病院でしたので、診療情報参照システムで検査の結果を閲覧し、患者さんに説明が出来ましたので、喜んで頂けました。
 また、当院で診療中の現病以外の過去の状況も把握出来、診療の参考になるとともに、当院と地域の基幹病院が情報連携できていることに対する患者さんの安心感にも繋がっております。

〈画像連携システムの活用状況とメリット〉
 従来の診療情報参照システムに加え、本年の4月からは画像連携システムの運用も開始しました。近隣病院で定期検査を受けている患者さんの画像データを閲覧しましたが、これまで患者さんからのお話しを聞くだけでは得られなかった詳細な状況・情報を得ることが出来、大きなメリットを感じました。
 また、当院で定期的に内視鏡検査をしている患者さんが病院に緊急搬送された場合などは、当院での実施した内視 鏡検査の画像を救急の現場でも見て頂けるので、患者さんにとってもメリットがあるシステムだと思います。

おろしまちクリニック内科・内視鏡内科 Data

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